今日の心がけは「明るい声で心を切り替えましよう」。
ショッピングセンター内の衣料店で働くF子さん。入社時から、朝礼に参加し、持ち場に立つことが日課の一つでした。
出典:職場の教養
ある日、店長が「朝礼をしても売り上げにつながらない。内容もマンネリ化してきたため今月で中止にします」と告げたのです。
それから三ヵ月が過ぎた頃、F子さんに同僚のE子さんが「朝礼がなくなってから、気持ちがスッキリしないの。元気な声を出さないまま売り場に出るので、いま一つ、明るい声で接客できなくて」と言いました。
F子さんも同様に〈活力が湧かず、仕事モードに気持ちが切り替わらない〉と思いながらも解決策もなく、霧の晴れないような日々を過ごしていたのです。
E子さんとF子さんは相談をして、店長に朝礼の再開を申し出ました。店長も、朝礼の効用を改めて、思い直していたところでした。再び朝礼を始めることになった職場では、以前にも増して、活力が溢れています。
朝礼には、仕事モードへのスイッチをオンにする効果もあるのです。
基本的に朝礼反対論者である自分。
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朝礼は必要か否か
本日は自分が朝礼当番。 ウチの朝礼は大体短くて10分、長くて20分。 始業時間は8時半ですが、朝礼に参加して、実際に仕事 ...
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「朝礼をやって気持ちが仕事モードに切り替わる」ということに対して全く共感しないわけではありませんが、それが果たして朝礼様様の効果なのかは疑問です。
20~30分も朝礼やってるうちに気持ちが切り替わった、いわば時間の効果なのではなかろうか?とも思ってしまうわけです。
朝礼で仕事モードになる?
仮に朝礼が切り替えのスイッチだとして、それは朝礼をやることが習慣化されているから朝礼が一つの切り替えスイッチになっているだけであって、なにか他のことを習慣化すればそれが仕事モードへの切り替えスイッチになるのではないでしょうか。
また、このようなデータもあります。
「身支度をしているとき」「玄関を出たとき」も合わせると「会社に着いたとき」には既に仕事モードに切り替わっている人が全体のおよそ8割だそうです。
そもそも出社の30分~1時間前に既に出社している人たちはとっくに仕事モードでしょうし、朝礼がかえってジャマになっているのは?なんて思ったりもします。
朝礼のすべてが無駄とまでは言わない。
でも、ほとんどが無駄なんだろうなと思います。
起業に向け一言
朝礼じゃなくて夕礼にしてはどうだろうか