挨拶はやはり大事だと思います。
それは単純に
- 挨拶されると気持ちがいい(少なくともイヤな気持ちにはならない)
- 挨拶がしっかりしている会社は「その他のこともしっかりしていそう」と思う
- 人も同様、挨拶がしっかりしている人には好印象を抱く
といったことがあるからです(個人的に)。
挨拶をしてこない会社
会社に訪問して、誰も挨拶してこない、目が合っても無視してくるような会社はもの凄く印象が悪いです。
以前にHACCPの審査員がこんなことを言っていたのを聞いたことがあります。
HACCPの認証云々の前に、従業員に挨拶させることを教えられたほうがいいのではないでしょうか
従業員たちが全く挨拶をしてこないことに対し苦言を呈したのです。
この考えには私も賛同します。
従業員が挨拶を全くしない
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従業員を教育していないんだろうなぁ
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教育する人がいないんだろうなぁ、教育の仕組みが無いんだろうなぁ
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挨拶以外のことも教育していないんだろうなぁ
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納期とかコミュニケーションとか大丈夫かなぁ
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一緒に仕事したくないなぁ
と、率直に思ってしまいます。
そうでない会社も(稀に)あるかと思いますが、挨拶が疎かである会社は、高確率でその他のこともいい加減であることが多いです。
少なくとも自分の経験においては。
挨拶をする会社
挨拶に力を入れている会社があります。
そこでは、社内ですれ違う社員一人ひとりが、誰一人として例外なく「こんにちは!」と元気に挨拶をしてすれ違っていきます。
若手社員だけではありません。
中堅社員、ベテラン社員、役員、皆です。
リーダーシップにおいて重要な"率先垂範"を実践しているのでしょう。
教育が徹底しているから、社員の仕事ぶりは真面目、些細なことでも納期は遵守され、段取りが良く、取り扱っている商品の品質も高いです。
なぜ挨拶しないのか?
息子を幼稚園に通わせるようになってから、強く思います。
子どもたちは皆元気に挨拶をするのに、なぜ大人たちは元気に挨拶をしないのか。
園の子どもたちは、「おはようございます」も「さようなら」も、「いただきます」も「ごちそうさま」も、「ありがとうございます」も、皆が元気よく挨拶をします。
逆に、子どもを送迎している親のほうが挨拶に元気が無かったり挨拶をしなかったりします。
・・・なぜ大人は挨拶をしないのでしょう?
なぜ大人になるにつれて挨拶をしなくなっていくのでしょう?
それは単に、挨拶に対する意識が低くなっているに過ぎないのだと思います。
煩わしい、恥ずかしい、人と関わりたくない・・・
人によって諸々の理由があるでしょうが、逆に言えば、意識を高める(醸成する)ことができれば、挨拶はできるようになるはずです。
挨拶なんてのは単語を発声するだけの単純なこと。
複雑で難しいことなんてなにも無いのですから。
挨拶で相手を推し量る
あの人は全然近所付き合いが無くて・・・
会っても挨拶すらしませんし・・・
事件の犯人がどのような人物だったかを報道する際によく聞くセリフです。
挨拶だけで相手のことが分かるはずはありませんが、それでも、挨拶で相手を推し量ることは多いでしょう。
自分が仕事の師と仰ぐ人は、挨拶をあまりせず、挨拶してもボソッとしか言わない人でした。
挨拶はしないけど、一方で仕事ぶりはとても素晴らしい人でした。
だからこそ、勿体ないなぁと思いました。
挨拶をしないで失うものは大きい。
でも、挨拶をして失うものはなにも無い。
挨拶なんて難しいことは無いんだから、とりあえず挨拶しとこうぜ!!
起業に向け一言
挨拶が素晴らしい会社にしたい