「ピンチはチャンス」とも言うけど「ピンチはクイズ」だということを聞きましてね。面白いなぁと思いました。
先日、コロナ禍で危機に直面している経営者から聞いた言葉。
なるほど。
ピンチはクイズ、か。
誰の言葉なのかと思って調べてみると、前田裕二氏が新R25で発信した言葉としても話題になっているようですが、更に遡ってみると、あのソフトバンクのCM「白戸家シリーズ」を手掛けたことでも有名なクリエイティブディレクターである佐々木宏氏が数年前に発した言葉であるようです。
佐々木氏は「ピンチはチャンス」という言い方は好きじゃなく、「ピンチはクイズ」なのだと言う。ピンチに遭ったら、少しでも楽しむことを考える。「ハイ、それでは問題です。こういうピンチは、どうやって逃れればいいでしょう?」と3択クイズにすると、つい答えてしまう。「誰かに言われたややネガなことをポジティブにとらえて100倍にして返すことでアイデアが化ける」のだとも話す。
引用:ソフトバンクの「白戸家」が根強い人気のワケ「東洋経済(2017/11/10)」
今までは自分自身も「ピンチはチャンス」という表現で捉えていました。
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ピンチはチャンス
今日は尊敬する経営者のもとでの仕事。 このような状況にもかかわらず、「ピンチはチャンス」と言って前向きに経営している。 ...
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しかしながら、そのチャンスを活かせるかどうかは選択次第ですから、"クイズ"という表現には納得。
表現を選ばなければ、選択を間違えれば下手すりゃ死ぬし、選択が合っていれば生きることができる。
他の誰もが正解を導くことができないなかで自分だけが正解することができれば他を出し抜き大きく飛躍することができる。
そして佐々木氏の言う通り、ネガティブな発想ではなく敢えてクイズと捉えてポジティブに発想することが良いアイデアに繋がるのかもしれません。
起業にまつわるつぶやき
「ハイ、それでは問題です。コロナ禍は、どうやって乗り越えたらいいでしょう?」
って言ったらぶっ飛ばされるかもしれんけどw