自分の仕事にやりがいと誇りを持ち、「自分にはこの仕事が向いている、なによりもこの仕事が好きで、仕事をしているときがとても楽しい。」と思いながらも、資金繰りに窮し、これ以上経営を続けることがかなり難しい状況に陥っている。
かたや
参入障壁が極めて高く安定した経営を続け、高い収益性を誇りながらも、仕事に対するやりがいや誇り、楽しさを感じることが無くなってしまいただただ毎日同じ業務を淡々とこなしている。
今日の午前・午後に訪問した、(規模こそ違えど)正反対とも言える企業です。
好きなことで成功するということ
自分にとって好きなこと、楽しいことをやる。それが長続きと成功の秘訣である。
個人的にはそれを信じてやっていきたい。
でも、自分の好きなことをビジネスにし、稼いでいくことは本当に大変なことです。
好きなことをやって自分の生計を成り立たせている人たちも当然います。
しかしながら自分が思うのは、そういった人たちは、好きなことのために好きでないこともやっているのではないかと思います。
本当に好きなことのためだから、イヤなことや辛いことも受け入れられる。
好きというプラスのパワーが、イヤ・嫌いといったマイナスのパワーを上回っているのではないでしょうか。
自分の好きなことを事業として始めたもののすぐに立ち行かなくなり、店じまいをする、方向転換する、諦める。
そういったケースを多く目の当たりにするのも事実であり、そのような場合に
技術や商品ばかりに捉われて経営を学んでいないからだ
ということを言われてしまいがちですが、多くの人は自分の商品やサービスが好きなのであって経営自体をしたいと思っているわけではない。
逆に、経営をしたい、経営者になりたいという人にとっては、商品やサービスはあくまで手段であり、それらが心底好きなわけではない。
しかしながら、事業を継続させていくためには、自社の商品やサービスもちろんのこと、財務や労務、法務、人材マネジメントなどを学ぶことも欠かせない。
全てのこと(イヤなこと、辛いこと、苦しいこと、気乗りしないこと)を包括できるほど好き好きパワーが強いか
そういうことなのかなぁと思ったりします。
起業に向け一言
いやよいやよもすきのうち