• [公開日]2019/08/16
  • [更新日]2019/09/13

eスポーツはスポーツ?スポーツはゲームより上??

酒田光陵高校が県内で初めてeスポーツを部活動に、というニュースが夕方の番組で流れていました。

エレクトロニック・スポーツ(英: electronic sports)は、コンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称である。

出典:Wikipedia

個人的には、イオン天童店でぷよぷよ山形代表決定戦を見て以来、eスポーツがとても気になっています。

ぷよぷよeスポーツ山形県代表決定戦!![2019/06/08]

当初は反対派も

酒田光陵高校では、元々あったITサイエンス部に所属する部員10人がeスポーツ班としてその活動を始めたそうです。

ところが、活動に至るまでは「ゲームを部活にするのはどうか」と否定的に捉える人も当然いたようで、発足前には保護者説明会を開催するなどして理解を促したそう。

インタビューを受けた学生がこんなことを言っていました。

コミュニケーションは自信がないと声が出せないと思うんですけど、ゲームを通して、少しずつ自分に自信がついてきて、声が出せるようになってきました

ゲームと言っても、実際に声をかけ合い、集団で協力しながら取り組み、そのような活動を通じて協調性やコミュニケーション能力が養われていきます。

ゲームは人の性格出ますからね…笑

また、実際にeスポーツを既に導入している他の高校では「勝負に勝つための思考力や戦略を立てる力なども身につく」という声も挙がっています。

eスポーツが部活動に。導入した高校からは「勝負に勝つための思考力や戦略を立てる力なども身につく」の声

まだまだ認知されていないeスポーツ

「eスポーツに関するアンケート(マイボイスコム)」によれば、eスポーツについて
「どのようなものか知っている」
「名前を聞いたことはあるがどのようなものか知らない」
と回答した人は合わせて43.9%。

6割近くの人がeスポーツを全く知らないという結果です。

eスポーツに対するイメージ

・あまり良くないイメージだが、ゲームが世間に認められるのならばよい(男性/18歳)
・妥当性はあるが、世間一般にはなかなか受け入れられていないイメージ。(男性/18歳)
・実態を知らないため、ゲーム大会のようなものだと考えている。(男性/21歳)
・スポーツといえば、体を動かす要素がある事がイメージとしてあるが、e-スポーツにはそれがない。健康的な印象として捉えられる「スポーツ」という言葉のイメージが壊されるように思います。(男性/47歳)
・ゲームだと遊んでいるみたいに思われるから呼び名を変えてみたという印象です。(男性/49歳)
・運動というより頭脳を駆使したゲームのようなイメージ(男性/53歳)
・日本人でとても上手な方はたくさんいると思うので普及していけば良いと思う(女性/14歳)
・ゲーム好きや上手な人が活躍できるいい場所だと思う。(女性/24歳)
・暗いイメージ。家にこもってずっと練習という名のゲームをしているから。(女性/28歳)
・無理にスポーツにしなくてよいと思う。レベルの高いゲームとして将棋のような位置付けにすればもっと広まるのではないか。(女性/49歳)
・実際には身体を動かさないのでスポーツとは言えない(女性/50歳)

出典:マイボイスコム「eスポーツに関するアンケート」

上記は全5,718件のなかのごく一部の意見ではあるものの、ネット等を見ても、eスポーツはスポーツか否か、という論争があるようです。

スポーツの定義

スポーツの定義を調べてみます。

楽しみを求めたり、勝敗を競ったりする目的で行われる身体運動の総称。陸上競技・水上競技・球技・格闘技などの競技スポーツのほか、レクリエーションとして行われるものも含む。

出典:デジタル大辞泉

自分の手元にある広辞苑でも調べてみます。

陸上競技・野球・テニス・水泳・ボートレースなどから登山・狩猟などにいたるまで、遊戯・競争・肉体的鍛錬の要素を含む身体運動の総称。

出典:広辞苑

いずれにおいてもスポーツは身体運動の総称ということなので、eスポーツをスポーツと呼べるかについては、ゲームというものが身体運動に該当するかどうかが論点となりそうです。

スポーツ庁の考えるスポーツ

一方で、スポーツ庁のWeb広報マガジン「DEPORTARE(デポルターレ)」には、以下のような記載があります。

そもそも、みなさんはスポーツという言葉の語源をご存知でしょうか?
スポーツ史という分野の研究によれば、英語の「Sport」は19~20世紀にかけて世界で一般化した言葉であり、その由来はラテン語の「deportare」(デポルターレ)という単語だとされています。
デポルターレとは、「運び去る、運搬する」の意。転じて、精神的な次元の移動・転換、やがて「義務からの気分転換、元気の回復」仕事や家事といった「日々の生活から離れる」気晴らしや遊び、楽しみ、休養といった要素を指します。
つまりこれらがスポーツの本質であり、人生を楽しく、健康的で生き生きとしたものにするために、より楽しむために勝利を追及するもよし、自分ペースで楽しむもよし、誰もが自由に身体を動かし、自由に観戦し、楽しめるものであるべきなのです。

出典:スポーツ庁が考える「スポーツ」とは?Deportareの意味すること

スポーツ庁は、本来「スポーツ」とは「気晴らし」であると言っています。

スポーツ>>>ゲーム か?

「eスポーツ」を「eゲーム」という呼び名にしなかったのは、

「eゲーム」という呼称にする
 ▼
 ゲームというイメージが先行する
 ▼
 普及の妨げになる

とかいう考えがあったのではないかと推察します。

分からなくはありません。

が、eスポーツがスポーツに該当するかどうかについては、正直個人的にはどうでもいい。

自分が思うのは、果たして「スポーツが上で、ゲームが下か」ということ。

論調を見ていると、「スポーツ>>>ゲーム」という構造を感じます。

学生時代、サッカー部・野球部・バスケ部等がチヤホヤされ、運動部が文化部を下に見るような、それに似た雰囲気。

美術部ぅ?将棋部ぅ?囲碁部ぅ? (`ー´) クククッ
みたいな。

だって…サッカー部だった自分もそんな時期あったもん ヾ(_ _*)ハンセイ・・・

我々は過酷なトレーニングに耐え、肉体・精神を鍛え、人間としても成長した!
それに比べてゲームは体を酷使するわけでもなく、肉体が強くなるわけでもない!
崇高なるスポーツを貶めるでない!

と、上から目線で物を言ってません?

生まれつきスポーツが苦手な人はいます。
スポーツが嫌いな人もいます。
出来ない人もいます。

でも、ゲームで抜群の才能を示す人がいます。
活躍できる人がいます。

そういう人たちが活躍できる場を与えるため、教育という場にeスポーツを持ち込んだって悪いことでは無いのでは?

無論、身体運動を伴うスポーツが大事であることは間違いありません。

精神には運動が一番!てか運動しかない![2018/10/09]

でも、運動至上主義のもとでeスポーツを否定・排除しようとするのは反対です。

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