入社3か月の新入社員たちと話をする機会がありました。
入社から3か月も経つと、新入社員たちは少なからず不安を抱え始めるようです。
一般社団法人日本能率協会の「2018年度 新入社員意識調査報告書2018」によれば、新入社員が挙げる『仕事をしていく上での不安』のトップ3は以下だそうです。
- 上司・同僚との人間関係( 39.8% )
- 仕事に対する自分の能力・スキル( 36.6% )
- ビジネスマナーや常識( 36.6% )
意外とマジメだな笑
受動的ではなく能動的に業務に取り組んでいけば、能力やスキルは経験を重ねていくうちに得られるでしょう。
もっともっと自分の能力やスキルを向上させたければ、時間を確保して勉強するのも手でしょう(というかそれが最大の方法でしょう)。
ビジネスマナーなんてものは単に"知っているか知らないか"だけなので、知らなければその都度覚えていけばいい。
会社・上司・先輩としても教える責務がありますので、新入社員は不安視する必要は無いでしょう。
一番の問題はやはり人間関係でしょうかね。
仕事をしていくうえで最も多い悩みが人間関係、
且つ、解決が困難であるのが人間関係。
ということが肌感覚としてあります。
会社がある程度の規模であれば、苦手な相手や嫌いな相手と接触を避ける、距離を置くということができるでしょうが、小規模な会社だとそうもいかない。
いやがおうでも関わりながら仕事をしていくのであれば、
「相手(のイヤな部分)を変える」か「自分を変える」しかありません。
「相手(のイヤな部分)を変える」 のであれば、相手に伝えなければなりません。
明確に伝えるか暗に伝えるか、
自分で伝えるか誰かに代わって伝えてもらうか、
言い方や言い回しをどうするか、
様々なことが考えられますが・・・
相手を変えることはなかなか難しいことと思います。
変える(相手に変化を促す)こと自体が困難ですし、相当の時間を要すると思います。
とするならば、「相手(のイヤな部分)を変える」には長期的な視点で取り組み、短期的には「自分を変える」ことが必要になるでしょう。
「自分を変える」というのは一つに「自分の捉え方を変える」ということがあります。
出来事や事実に対する自分の捉え方を変えることで、結果として表れる自分の感情や行動が変わります。
かのドイツの哲学者ニーチェは言いました。
「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」
それと同じことですね。
言うのは簡単なんですけどね。
続きは今度にして今日はこの辺にしておこう。
起業に向け一言
人間関係がうまくいっている企業の見学に行きたい