事務所をどうするか・・・
起業の際、 多くの方が直面する悩みだと思います。
小売や飲食であれば人通りが重視されるでしょうが、ライターやSE、デザイナーなどフリーランスの方であれば事務所としての機能を有していればいいでしょうから、アクセスや景観、賃借料・・・などが判断の決め手でしょうか。
私の場合、当初は中心部(国分町界隈など)に事務所を構えられればと考えていましたが、そうするとやはり月々の固定費と初期費用が相当大きくなります。
起業当初はいかに固定費を抑えられるか、不必要なものに極力金をかけず必要なものにいかに集中的に金を投じることができるかが大事でしょうから、中心部に事務所を構えることは見送りました。。
さて、事務所を構えるときには大きくは以下の3つの選択肢があると思います。
- 事務所を借りる
- 自宅兼事務所にする
- シェアオフィス等にする
このうちの3番目については、シェアオフィスやコワーキングスペース、レンタルオフィスなどがあります。サテラライトオフィスなんてのも聞きます。
それぞれどういうものか整理してみます。
参考にしたのは以下のサイトです。
シェアオフィス、コワーキングスペース…4つの違い分かりますか?働き方改革に有効なオフィス比較!
シェアオフィスとは
自社だけではない複数の利用者がフリーアドレス形式で使用するものです。レンタルオフィスが個別の占有スペースがあるのに対し、シェアオフィスには基本的にはありません。安価で利用でき、仕事場として高い機能を持ちます。
・・・略・・・
自前で設備を整える必要がないので、より短い時間で導入できますし、保守の心配がありません。
一方で、個室がないため機密情報の取り扱いに注意を払わなければなりませんし、電話の度に移動しなければいけないので仕事内容によってはストレスに感じる人もいるかもしれません。
コワーキングスペース
シェアオフィスと似ているため混同されることがあります。明確な線引きはありませんが、シェアオフィスがどちらかというと作業の場であるのに対し、コワーキングスペースは利用者同士が交流を図り、コミュニティを形成することでビジネスを後押しすることができます。
レンタルオフィス
サービスオフィスともいい、必要なオフィスの設備が予め用意されており、個室でセキュリティも確保される上、入居したらすぐに仕事ができるのが魅力です。自分で事務所を賃貸する際に生ずる様々なわずらわしい手続きが不要で、高いサービス力が人気です。
起業の際には関係無いかもしれませんが、上記に類似してサテライトオフィスというものもあります。
以前に青森でお世話になった特定非営利活動法人あおもりIT活用サポートセンターさんは、ふるさとテレワーク推進事業として青森県内に2箇所サテライトオフィスを設置していました。
サテライトオフィスとは
サテライト・オフィスとは、企業本社や、官公庁・団体の本庁舎・本部から離れた所に設置されたオフィスのこと。本拠を中心としてみた時に、惑星を周回する衛星(サテライト)のように存在するオフィスとの意から命名された。主に2つの意味がある。
勤務者が遠隔勤務をできるよう通信設備を整えたオフィス
郊外に立地する企業や学校などの団体が、都心に設置した小規模のオフィス
出典:Wikipedia
場所にとらわれずに仕事ができる場合にはシェアオフィスがいいと思います。
一方で取り扱う内容が機密性の高いものであったり、「オープンスペースはちょっと…個室がいいなぁ」という方の場合にはレンタルオフィスがいいのだと思います。
コミュニティの形成を目的とした場合にはコワーキングスペースでもいいでしょうが、集中して作業したいという人にとっては少し賑やかに感じてしまうこともあるかもしれません。(施設にもよるでしょうが)
さて、私の場合はこういったシェアオフィスでも認められるのか(免許の兼ね合いで) 。
全日本不動産協会宮城県本部の担当者に聞いてみました。
結論、可でした。
が、条件がありました。
- 個室であること
- コピー機や固定電話が共用でないこと
だそうです。
つまり、
シェアオフィスとコワーキングスペースは不可
レンタルスペースに共用でないコピー機と固定電話を用意できれば可
ということのようです。
んーーー。
結局設備を自前で用意しないといけないってことだと、レンタルスペースのメリットは軽減されるなぁ。
賃借料は安くなるんでしょうけどね。。
もう少し考えてみることにします。
起業に向け一言
オフィスを構えなければいけない…固定電話が無ければいけない…古くさっ!!