宅地建物の取引に関する実務経験が2年未満の場合の人が資格登録要件を満たすために必要な講習「宅建登録実務講習」を受けてきました。
国土交通大臣の登録を受けた登録実務講習実施機関は全部で24機関ありますが(平成30年12月20日現在 )、私が選んだのはLEC。
理由は「山形or仙台で実施していること」、そして「土日に実施していること」。
となると大手の実施機関しか必然的に選択肢に残らず、あとは自分の日程の都合でLECとなりました。
参加者は
男性10名、女性9名の計19名でした。
意外と女性が多いんだなぁという印象。
年齢は、上の方で50代くらいに見える方もいましたし、下の方では20代前半に見える方もいました。
講師の話から察するに、受講している人たちは私のような異業種の人たちが多く、金融機関の方も何名かいた様子。
あとは、不動産業界に勤めているものの実務経験年数が満たない人。
…ということは入社して2年以内ってことですかね。勉強熱心な若者やぁーd( ̄◇ ̄)b
講師はどんな人
元々は不動産業界にいた方で、LECの講師を務めて8年目ということでした。
話の内容はさすが経験者ということで実務的な話が多く、事例も豊富でとても参考になります。
そして、歯に衣着せぬ感じが凄くイイ笑
不動産業界のあんなことやこんなことも色々と聞くことができましたwww
顧問になってくんないかな笑
宅建登録実務講習の内容は
約1ヵ月間の「通信講習」、2日間の「演習(スクーリング)」、そして「修了試験」です。
「演習(スクーリング)」は
1日目はAM10:00~PM6:00、
2日目はAM10:00~PM5:00で、
不動産実務に関する以下の項目について学びます(今年のLECの場合です)。
- 物件調査
- 媒介契約
- 不動産広告、現地案内、資金計画、条件交渉
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 売買契約の締結、決済、引き渡し
そして2日間の「演習(スクーリング)」の後、「修了試験」があります。
修了試験は「〇×式」と「記述式」のそれぞれ20問で計40問。
いずれも80%以上の正解で合格となります。
通信講習ってやらなきゃいけない?
約1ヵ月間の「通信講習」ですが、当然やったほうがいいです。
が、仕事などの都合でできないこともあると思います。
宅建に受かって気が抜けて、なかなか勉強できないってこともあると思います。
私の場合、通信講習を全くやっていません。1秒たりとも。
テキストを開いたのも今日が初めてだし、送られてきたDVDも一回も見ていません。
要は、最後の修了試験に受かればいいわけです。
修了試験って難しい?
これは今日の段階では分かりませんが、ネット情報によれば、落ちる人はほとんどいないということです。
講師は
修了試験ですが、大丈夫。落ちません。
と冒頭で言い切ってました。
んなアホな。と思いましたが、講師によれば、
真面目に受講していれば落ちないですよ。
ということ。
とは言うものの、試験は試験。
不合格者がなかにはいるのも事実。
具体的には以下のような方が落ちる(失格含む)だそうです。
①遅刻者
講習は遅刻厳禁です。たとえ1分でもです。
1回目の遅刻は警告となりますが、2回目の遅刻は即失格です。
ただし、警告で済む遅刻の範囲は朝は20分、休憩は5分までです。
朝の遅刻は、20分までは警告で済みますが、20分を超えると失格です。
途中休憩や昼休憩からの戻りの遅刻は、5分までは警告で済みますが、5分を超えると失格です。
②受講態度が著しく悪い
受講態度が著しく悪い場合には退室を命じられることもあるそうです。
なお、修了試験の範囲は演習中にぶっちゃけ教えてくれます。
はいここ出ますよー
というところは本当に試験に出るところらしいです。
が、それすらも全く聞いていない場合(ほとんど居眠りをしていた場合など)には点数を稼げず落ちてしまうことがあるようです。
③ケアレスミス
回答が1ページ抜けていた、などの場合は当然落ちます。
また、試験問題は”転記”が多くあるそうですが、思い込みで単なる転記すらも誤ってしまった、
という場合にも落ちてしまうことがあるようです。
講師は再三「宅建受かった人たちなんだから大丈夫ですよ」なんて言ってましたが、とは言っても試験ですからねぇ。
明日、実際に受けてみてその感触をお伝えしたいと思います。
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