今日は魚介料理が美味い芸竹さんへ。
酒菜芸竹

ここに来るのは2度目。
前回来たときは平日にもかかわらず満席で入れず。
今回もかなり混雑していたものの、当日に予約をしてギリギリ入ることができました(座敷席は満席で、案内されたのはだいぶ狭い席でしたが笑)。
自分は知りませんでしたが、ここは以前までは山大の近くにあり、2016年頃に移転してリニューアルオープンした店だそうです。
石巻の魚を食べて育った自分にとっては市内の魚はあまり美味しくないと思ってしまいがちですが、この店は上記記事の通り、刺身が美味しいです。
それを象徴するかのように(?)、立派な魚の魚拓が多く飾られています。


芸竹の後は近くのラーメン屋を挟み、三件目は屋台村へ。
やまや弥平
今回お邪魔したのは、「十割そば やまや弥平」さん。
ここは店名の通り、蕎麦が看板商品。
そば刺しは酒のつまみにgoodです。
他の店が閑散としているなか、この店はとても賑わっていました。
店主が気さくな方で、店主目当てで来てる人も多いみたい。
変な意味でなく笑
酒を頼んでみると・・・

ん?
右が冷酒器、左が盃。
冷酒器になみなみ注いで、盃にこぼれて入る酒を楽しむもののようです。
へー、面白い。
こぼし酒は衛生的に不潔!という意見もありますし、こういったものは見た目も華やかで、衛生的にもいいかもしれないですね。
こぼし酒というのは、お皿に一合の枡を載せ、枡からあふれるまで注ぐというスタイル。「うちの店ではちゃんと一合(180ml)入れてますよ」という宣言がこのスタイルの始まりだと思うのですが。
出典: 酒食ジャーナリスト やまもとようこのマクロビーノライフ
今はそれが形を変え、一合ではない枡に注いであったり(計量の意味なし)、枡のなかに小さなグラスを入れてそこに注いでこぼしたり(意味不明)、枡は登場せず、小皿の上にミニグラスを置き、あふれるまで注いだり…。
地酒専門の居酒屋でこのスタイルを見る事が多いです。某県のアンテナショップ内レストランもそうでした。
なにがイヤかといいますと、枡が不潔! 使い捨てならわかりますが、四隅がきれいに洗われていません。
しかもその枡が安い漆塗り風の枡だったりすると、すでに周囲がべたついていることもあります。
そして皿が汚い。いろんな匂いがついています。専用に洗うわけがありません。そんな皿にこぼされた酒がどうして飲めましょう。
皿や枡に入ったグラスの底が信頼ならない。そのグラス、机や棚に今まで置いてなかった? 汚い底にくっついた酒を飲ませるの?
そしてもひとつ、イヤなのが、枡や皿に載ったグラスに注がれてこぼされた場合、グラスの周りに酒がついているため、持つと手がべたべたになること。おしぼりでもふききれない…。日本酒を頼んだことを後悔します。
これじゃあ、丁寧につくられた繊細なお酒は浮かばれません。
だいたいがケチくさい発想から始まった妙なスタイル。その発想、味を大切にするワインの世界じゃありえません。
こぼし酒(怒)撲滅運動!推進中!
起業に向け一言
成功の秘訣は品質か個性か、それとも・・・