ピピー。ピピー。
ご飯が炊き上がり、炊飯器が鳴る。
妻は放置して、他のことをしている。
自分の場合は小さい頃から「ご飯が炊けたら少し蒸らしてから、ご飯をしゃもじでほぐす(混ぜる)」と教わってきました。
少し時間を置き、炊飯器をカパッと開け、ご飯をほぐす。
でも、これって果たして正解なのか?
一般的には、シャリ切りをすると良いと言われている
- しゃもじを垂直に入れ、炊けたご飯を十字に切る
- ご飯を底から返し、全体を切るようにほぐし蒸気を飛ばす
- 釜の中央にご飯をふんわりと整える
というのがシャリ切り。
テレビでも見たことがあります。
シャリ切りをして余分な水分を飛ばすことで、粒にハリのあるご飯になるそうです。
また、シャリ切りをするのとシャリ切りをしないのとでは、時間が経ったときのご飯のおいしさが大きく違ってくるんだとか。
炊けたらすぐほぐす!蒸らす必要はなし!
最近の炊飯器であれば、たいていの商品に蒸らし機能が備わっているため、炊けた後に蒸らす必要はないそうです。
つまり、炊けたらご飯をすぐにほぐす!ということですね。
炊きあがった米の約6割程度は水分であるため、ほぐさずにいると米粒どうしがくっついてしまうそうです。
一方でこんな意見も
炊飯器の炊きたてご飯を混ぜる必要がない理由は?美味しく食べる方法!
上記には
- 今は高機能な炊飯器が多く「炊飯器の底のほうから混ぜる」という必要性が薄くなっている
- しゃもじで混ぜるとご飯の粒どうしがこすれ、艶がなくなる
といったことが書かれています。
確かに、下手な混ぜ方をするとかえって米の品質を損なってしまうことがあるかもしれませんね。
また、こんな記事もあります。
炊き上がったご飯は、少し濡らしたしゃもじでほぐす――『きょうの料理』でもそう紹介されているこの方法。炊き上がりのむらをなくす、余分な水分を飛ばす、お米が立つ、など諸説ある。
出典: 炊きたてご飯 最新型炊飯器では「混ぜる?混ぜない?」( NEWSポストセブン)
しかしそれは、今のような最新型炊飯器がなかった時代の話かもしれない。一流和食店の多くはご飯をかき混ぜないところも多く、その理由は「ねばり」にあるという。ねばりにこそ甘味と風味があり、かき混ぜることでこれらが損なわれてしまうというのだ。
厳選した米にこだわった人気おにぎり店『おにぎりの小林』(東京都千代田区)も、「混ぜません」と即答。
「うまく炊くには何もしないことにつきる。おいしいご飯は余計なことをせずにそのまま炊いて、そのまま食べるのがいちばんです」
結論
各々の好み!笑
起業に向け一言
昔から言われていることが正しいとは限らない