飲みに行く予定は無かったものの、親しい先輩に誘われ飲みにいくことに。
「家で晩飯を食べる」と妻には言っていたので、この旨をLINE連絡する。

以降、既読スルー笑
飯を用意している奥さんにとっては一番嫌がるパターンですよね。
そんな逆境のなかwww、入った店が「いろり酒場 たら福」。
ここには1杯1,250円の"男前ジョッキ"なんてのがあります。

とりあえずこれで乾杯。
かるーく飲むつもりが、、結局、割と飲みました笑
ここは店名の通り、囲炉裏焼きがウリだそうです。
ところで・・・囲炉裏焼きと炉端焼きって、なにが違うの??
囲炉裏とは、炉端とは
まずは囲炉裏、炉端についてネット検索および手元にある広辞苑で調べてみます。
囲炉裏
室内の床の一部を四角に切り抜いて火をたくようにした場所。暖房・煮炊きに用いる。炉。
出典:デジタル大辞泉
地方の民家などで、床を四角に切り抜いてつくった炉。地炉。
出典:広辞苑
炉端
囲炉裏のそば。いろりばた。ろべ。ろへん。
出典:デジタル大辞泉
いろりのほとり。暖炉のそば。ろへん。
出典:広辞苑
つまり、「囲炉裏(いろり)のそば」=「炉端」ですね。
囲炉裏焼きとは、炉端焼きとは
では、囲炉裏焼き、炉端焼きとは?
それぞれを検索してみると・・・
囲炉裏焼きで検索すると、検索結果には炉端焼きが出てきます。

広辞苑にも、囲炉裏焼きという言葉は載っていません。
一方で、炉端焼きは載っています。
炉端焼き
出典:広辞苑
炉で焼いて食べる料理。
一般には、囲炉裏で焼いて提供される料理は「囲炉裏焼き」ではなく「炉端焼き」と呼ばれることが多いようです。
つまりそれらに実質的な違いはなく、結論、囲炉裏焼きも炉端焼きも一緒ということでしょう。
炉端焼きは仙台市の「炉ばた」が発祥
Wikipediaにはこんな記載があります。
魚介類の炭火焼きは、仙台に限らず世界で古くから行われていたと考えられるが、戦後占領期(1945年 - 1952年)にあたる1950年(昭和25年)に、東北地方の民俗学に精通した天江富弥(1899年 - 1984年、仙台市出身)が宮城県仙台市に開いた飲食店「炉ばた」により、この呼称が生まれたとされる。
出典: Wikipedia
・・・略・・・
このような事情を踏まえ、「炉ばた」では「囲炉裏端に店主(料理人)が陣取り、炭火で旬の野菜や魚介類を焼き、会話中の店主(料理人)が中座しなくても良いよう、出来上がったそれらを『掘返べら』という長いしゃもじで離れた客に渡す」というスタイルが定着した。
即ち「囲炉裏焼き」ではなく「炉端焼き」という呼び名が一般的であるのは
- 元々は囲炉裏端(=炉端)にいる店主が野菜や魚介類などの料理を提供したのが始まり
- そのスタイルを始めた店の名前が「炉ばた」であった
ということが一因のようです。
・・・っていうか、炉端焼きが仙台発祥であることすら知らんかった・・・
起業に向け一言
知らないことは恥ずかしいことではない!笑