この内容はあくまでもウチの事例を記載したものです。
当然ですが全ての場合において同じになるわけではありません。
必ず医師に診察してもらい、医師の指示を仰ぐようにしましょう。
夜に子どもが
耳が痛い・・・
と訴えかけてきました。
5月に中耳炎と診断されてからというもの月に1回程度のペースで発症しているため
(またかよ・・・)
というのが正直なところ。
明日の朝になっても痛かったら病院行くから頑張って寝なさい
ところが
耳痛い・・・痛くて寝れない・・・泣
と泣く始末。
発熱もしていたので処方されていた坐薬を使用。
少し落ち着いて一旦は寝たものの、午前2時に再び
耳が痛い・・・
今は病院やってないから、頑張って寝よ
が、そこから1時間経っても寝る気配なく、隣でジタバタ、もぞもぞ…
うぅぅ゛…耳いだい…寝れない…
こっちも寝れねーわ!! ∑( ̄皿 ̄;
結局、午前4時に救急に連れていきました。
しかしながら医師からは
子どもの中耳炎は2~3日は様子を見ることになっているんです。痛み止めを出しますので2~3日は様子を見ていただいて、それでも痛みが治まらないようなら再度診察を受けてください
ということで診断だけで特段処置はされず。
これは別の医師からも言われたこと。
風邪などで中耳炎にかかりやすい状況にあるかもしれません。熱が高くなったときと痛みがあるときは痛み止めを飲ませて様子を見てください
中耳炎の最初の2~3日間は経過観察だけ
小児科医のコラムでこんなものが。
20年前から実行され、世界の中耳炎の治療を変えた治療方針を紹介します。
出典:子供の急性中耳炎の治療は必要ですか?
耳痛や熱があるときには2日程度は痛み止めだけで様子をみます。耳痛や熱が続くときにだけ(10%程度)「抗生剤」を飲ませます。これでも痛みや熱が続くときにだけ(1%程度)「鼓膜切開」を行います。
「経過観察」、「抗生剤」、「鼓膜切開」と順番に行うことで、安全性に配慮しながら過剰な治療を避ける合理的な方法です。
へぇ。そうなんですね。
でもなんで?
抗生剤をさっさと飲ませたらいいんでないの?
最初の診察で適切な治療を判定する術がない
オランダの治療方針「最初の2~3日は経過観察だけ。耳痛や発熱が続くときにだけ抗生剤を投与。その後も症状が続くときには鼓膜切開をおこなう。耳ダレは2週間までは経過をみる」が、世界中で注目されています。
出典:夜中に子供が耳が痛いと泣くとき
世界中で行われた多くの研究結果から、
~中耳炎の90%は無治療で治る。
~A抗生剤が必用なのは10%程度。
~B鼓膜切開が必要となるのは1%以下
であることがわかっています。問題は、最初の診察のときに、この中耳炎は自然に治るのか?抗生剤が必用になるのか?鼓膜切開が必要になるのか?を判定する方法がないことです。全員に抗生剤を飲ませると90%の子どもは必要のない抗生剤を飲むことになり、全員に鼓膜切開をすると99%以上の子どもは必要のない鼓膜切開を受けることになります。オランダの治療方針は無駄な治療を避けるために最も合理的な方法だと考えられています。
中耳炎のほとんどの場合で自然に治るのに、無駄に抗生剤を飲ませたり無駄に切開したりしないため"まずは経過観察" 、ということのようです。
案の定、ウチの子どもは特段治療をしていないのに自宅に帰って来た頃には少し元気に笑
耳どう?
と聞くと
さっきより痛くない
だって ( ̄~ ̄;)
まとめ
- 医者にかかっても基本的に中耳炎の最初の2~3日は"経過観察"と告げられる
その理由は子どもに対する過剰な治療を避けるためらしい - 治療を要する場合もあるものの、大半の場合で最初は痛み止め(解熱剤)だけでいいらしい
この内容はあくまでもウチの事例を記載したものです。
当然ですが全ての場合において同じになるわけではありません。
必ず医師に診察してもらい、医師の指示を仰ぐようにしましょう。
起業に向け一言
お盆休み期間中で良かった笑