え?
チャイルドシートって、助手席ダメなの?
ってことで調べてみました。
法律違反ではないが、推奨されていない

法律によって「後部座席に装着しなければならない」と定められているわけではないものの、安全面を考慮して後部座席への装着が推奨されているんだとか。
その理由は、エアバッグの衝撃でシートが破損したり、子どもの体を傷つけてしまう恐れがあるため。
確かに、エアバッグの衝撃って凄いですもんね。。
自分の知り合いは、事故を起こした際に事故による衝撃ではなく、開いたエアバッグの衝撃によって手首を骨折していました… (; ̄Д ̄)
つまり、
- エアバッグとぶつかる恐れのある後ろ向きのチャイルドシート(多くはベビーシート)は安全面から助手席に装着してはならない
- 後部座席が推奨されるものの、助手席に装着する際にはエアバッグとぶつからないように助手席を最も後ろの位置にまで下げること
ということのようです。
確かに上記の写真にも
絶対に前席にベビーシートを取りつけたり、チャイルドシートを後向きに取りつけたりしないでください。
と書かれてますので、
ベビーシートはとにかくダメ!絶対ダメ!
やむを得ずの場合にはチャイルドシートはいいけど、後ろ向きにつけるのは絶対ダメ!!
ってことなんでしょう。
なお、国土交通省自動車局審査・リコール課のWebサイトでは「エアバッグ付自動車の正しい使用方法」が紹介されています。
国土交通省自動車局審査・リコール課「エアバッグの効果は、シートベルトを着用してこそ」
そもそもエアバッグとは?
エアバッグとは膨らんだ袋体を用いて移動体の運動エネルギーを吸収、もしくは衝撃緩和する装置のことである。
出典:Wikipedia
そのなかでも自動車の乗員保護システムをSRSエアバッグシステムと呼ぶそうです。
上記写真にもSRSとあります。
SRSは「Supplemental(補助) Restraint(拘束) System(装置)」の略で、補助拘束装置。
拘束装置(シートベルト)の補助、といったところでしょうか。
エアバッグって必要なの?
縁石にぶつかってエアバッグが作動したなんて話も聞くし、シートベルトだけで安全が確保されるならエアバッグは要らないのでは…とも思ったりもしますが・・・
大阪で軽自動車の助手席に座っていた3歳の幼女が、エアバッグに胸部を圧迫され、それが原因で亡くなったという事故があった。搭乗者を守るべきエアバッグが実は凶器になりかねないことは、あまり正しく理解されていない。
出典:本当は怖い!? 意外と知らない助手席エアバッグの危険性
・・・略・・・
エアバッグに圧迫されて肋骨や胸骨を骨折するといった事故も少なくない。それでも(心臓マッサージで肋骨が折れることがあるのと同じで)「死ぬよりはマシ」というのが安全装置の考え方なのだ。
安全装置のリスクはあるものの、それでも重大事故が発生したときに人命を守ってくれることの期待値のほうが大きい、という考えのようです。
これからは子どもを後ろに乗せなきゃ・・・
起業に向け一言
自分の無知さを反省