海外で日本食レストランが増えているという話はよく聞きます。
現にサンフランシスコにもイタリアにも日本食レストランが割と普通にありました。シンガポールに行ったときには一風堂のラーメンが2,000円で売られているという話を聞きました(絶対買わねー)。
そしてこの度(とは言っても11月ですが)、農林水産省から海外の日本食レストランに関するデータが公表されました。
日本食レストランが大幅増加
出典:農林水産省「海外日本食レストラン数の調査結果の公表について」
このデータによれば、海外における日本食レストランの数は2006年に約2.4万件、2013年には5.5万件、2015年には8.9万件、そして2017年には11.8万件と大幅に増加しています。
それと同時に日本ワインの注目度も高まっている
そして、日本食と一緒に提供される酒と言えば日本酒なんでしょうが、近年は日本ワインの品質の高さが世界でも認められつつあり、日本食のお供として日本ワインに対する注目度も高まってきているんだとか。
和食と言えば出汁文化。
素材の味が生かされた繊細な料理が日本料理には多いですが、ワインにおいても濃厚さ・力強さといったものから、繊細で上品な味を求めるように世界的に嗜好が変わってきているそうで、日本料理との相性が良いこともあってその広がりとともに日本ワインに対する需要も増えているんだとか。
へー。
まぁ自分のような貧乏舌ヤローには、ボルドーワインと日本ワインの違いがあまり分からないわけですが…笑
では、日本料理に合う日本ワインとはどのようなものなんでしょう。
専門家に聞いてみました。
(というよりは専門家から話を聞く機会があったので今回の記事にしているわけですが)
日本料理に合うワインとは
日本料理のような繊細でさっぱりした料理には、タンニン(渋みや苦味の元となる成分)があまり多くなく、酸味が適度でさっぱりとしたワインの相性が良いそうです。
…が、
それ以上に!
日本の風土で育った素材から作られた日本料理には、同じ風土で育った葡萄から作られたワインの相性が最も良いそうです。
同じ葡萄種で作られたワインであっても、生産地がどこであるか、すなわち気候風土の違いでワインの味は全く異なるそう。
例えばフランス産ワインは、濃い、強い、味がはっきりしているなど口に含んだ瞬間にインパクトがあることが特徴。
チリ産ワインであれば、温暖な気候で作られた果実のような味わいや香りを持つことが特徴。
日本産ワインは香りが繊細であり、素材の良さをそのまま感じられることが特徴。
これらの特徴はそれぞれの国の料理にもあてはまり、つまり、料理もワインもその土地に住む人々の味覚に合わせて作られるため風味が似通ってくるものであり、日本の風土で育った素材から作られた日本料理には、同じ風土で育った葡萄から作られたワインの相性が最も良いんだとか。
なるほどね。
じゃな芋煮料理に合うワインは、やっぱり県内で栽培されたブドウ種から造られたワインが一番合うってことですかね笑
ワインは大好きですが、貧乏舌の自分は飲めりゃいいって感じになっていて、ワインの奥深さを理解していません(-_-)ウーム
ワインソムリエの資格でも取ろうかな笑
起業に向け一言
モノの本質を理解すると違った楽しさが見えてくる。