もはや色々な字が読めるようになった息子。
朝食時、牛乳を片手に聞いてきます。
ねぇパパ。エネルギーってなあに?
エネルギーは体を動かすのに必要なんだよ。エネルギーをたくさん摂ると、元気モリモリになるんだよ。
へー。
適当なことを言います。
ねぇパパ。カルシウムってなあに?
カルシウムは骨を大きくしてくれるんだよ。だから牛乳を飲むと大きくなれるよ。
へー。
息子がさらに聞いてきます。
ねぇパパ。ナトリウムってなあに?
ん?…ナトリウムは塩分だからねぇ…摂ると元気になるんだよ
適当なことを言ってはぐらかします。
最近、子どもは色んなことを聞いてきます。
子どもの質問に対していちいち真面目に答えていたら大変なことも事実ですが、
親は子どもの質問に向き合うこと。そして真摯に答えること。子どもは純粋なので親が言ったことを素直に受け止め、それを真実とする。
大変なのも分かるが、できるだけ適当に答えず、一生懸命に答えてあげること。
そう聞いたことがあります。
(なにかのテレビ(すくすく子育てだったかな?)でしたが正確なソースを覚えていません)
ということで、出来るだけ真摯に答えようと、ググります。
ナトリウム=塩?
ナトリウムはNaで金属。
ナトリウムは塩か?というと塩ではありません。
一般的には塩化ナトリウム(NaCl)が塩とされることが多いですが、厳密にいえば塩には他の成分も含まれていますので、下記によれば、
塩は主成分の塩化ナトリウムの他に、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含む物質
塩化ナトリウムはナトリウムと塩素が結合してできた化合物
とのこと。
参考:同じものだと思ってない?「塩」と「塩化ナトリウム」の違い
余談:すいへいりーべ
水兵 リーベ 僕の船・・・懐かしい。
ウチの地元では覚え方は
すい へー りー ベー ぼ く の ぉ ふ ね なぁ まぐ ある しっ ぷ す くら ー く か
でした。
が、地方によってバラつきがあるみたいです。
特にNa Mg Al以降の部分。
ななまがりしっぷすくらーくか
だとか
七曲りシップ、すぐ来らー
さらに
なあに間があるシップ直ぐ来らあ
だとか
なあ間があるシップはすぐ来る
なまガールシップスクラーク
としてるとこもありました笑
で、ナトリウムってなによ?
成分表示に記載されているナトリウムにはアスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCのナトリウム塩)やグルタミン酸ナトリウム(味の素の旨味成分)などもすべて含まれます。
参考:ナトリウムと塩は一緒でしょうか?
飲料のナトリウムはナトリウムイオン(Na +)のことを指します。
例えば、塩化ナトリウムを水に溶かすと塩化物イオン(Cl-)とナトリウムイオン(Na+)に分かれますが、このうちのナトリウムイオンが飲料に入っているナトリウムとされるそう。
ナトリウムが不足、過剰になるとどうなる?
通常の食事では、ナトリウム不足になることはほとんどないそうです。
しかしながら、下痢や嘔吐、熱中症、腎機能障害などで起こり得ます。
ナトリウムが不足すると、倦怠感や疲労感、頭痛、ひどくなると筋肉の痙攣や昏睡状態に陥ることもあるそうです。
参考:ナトリウムが不足するとどうなるの?
逆に日本人の食生活では、摂取不足よりもむしろ過剰摂取が問題になっており、過剰摂取すると高血圧やがんなどの生活習慣病リスクが大きくなるそうです。
参考:ナトリウムの働きと1日の摂取量
ナトリウムってなあに?
と子供に聞かれたら
ナトリウムイオンのことだよ。
ナトリウムが少なくても大変だけど、多過ぎると病気になっちゃうから、お菓子は少なめにしようね
と答えてみよう
起業に向け一言
適当に答えると信用を無くす!