正直、自分は会議反対論者です。
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会議なんてクソくらえ!
会議とは 関係者が集まって相談をし、物事を決定すること。また、その集まり。出典:デジタル大辞泉 だそうです。 会社であれ ...
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ウチのクライアントではありませんが、某企業にお邪魔したときのことです。
今日は他に議題が無いのですが・・・
あ、まだこんな時間なんですね。
まだ40分しか経っていませんが、申し訳ありませが、今日はもう終わりでよろしいですか・・・?
・・・意味が分からん。
申し訳ない?
なにが??
他に議題が無いことが?
想定の時間まで会議がもたず、40分で終わってしまうことが?
議題が無いなら会議は終わりでしょう。
準備不足で議題を整理できていないならまだしも、議長の進行に問題があったとは思いません。
滞りなく進めていたと思います。
結論が出て、他に議題が無いのであれば会議は終わりでしょう。
想定時間よりも早く40分で終わってしまうことは悪いこと?
いやいやむしろイイことでは?
議長の進行が良かったってことにはならないの?
1時間よりも40分、40分よりも30分で終えられたほうがもっといいじゃん。
他になにかある方はお願いします・・・。
・・・じゃあ・・・
え?いやいや!( ̄□ ̄;)!!
別に無理に議題出さなくていいよ!
検討事項があるなら最初から議題として出しとけよ!
・・・その後、論点がどんどんズレていき、無駄に(少なくとも自分にはそう思う)時間が費やされていきます。
関係する人がごく僅かで、とりわけこの場で検討する必要が無い事項にまで話が及んでいきます。
・・・結局、40分で終わりそうだった会議が1時間20分。
倍です倍。
このときになるとなぜか議長も少し安心した様子で
ではこれで会議を終わりましょう
と声をかけます。
全くもって意味が分からん(二回目)。
なぜに時間にこだわる?
時間をかけてやる会議のほうが充実しているってこと?
いや、会議後半については、余計な話が大半でした。
- 検討事項について関係する人がごく僅か
→別の機会を設けたほうがいいのでは?または会議終了後に関係者だけ残って話をすれば? - 思いつきの話が多い
→アイデア出しが必要なときには思いつきでポンポン発言することは重要と思いますが、基本的には、最初に議題として挙げていないことを思いつきで議論すると徒労に終わることが多いものです。話題にだけ挙げて、「この件については次回検討しましょう」に留めたほうがいいでしょう。 - 論点ずれまくり
→結局、思いつきで話を進めるから「あれ?今なにについて検討していて、何を決めなければならないんだっけ?」という事態に陥ります。緊急度と優先度が高く至急検討しなければならない時こそ議長の手腕が問われ、「今はなにについて検討しているのか」を明確にし、その都度軌道修正してあげる必要があるでしょう。
こういったことは時間意識の低さの表れと思います。
中身や成果ではなく、費やされた時間で評価する。
1時間かかっていた会議を30分で終わらせて、その分の30分を付加価値業務に回したほうが絶対いいじゃん。
割と早めに帰ってよく休む人と、いつも遅い時間まで仕事をしていて休みなんて取らない人で、同じ成果を出しているのなら、後者のほうが評価されるべきでは?
そして、議論に参加している当事者たちはいいでしょうが、他の人の時間を奪っているということを忘れてはならないと思います。
たくさん話をした人は自分なりに満足するのでしょうが、話をする人が偏れば偏るほど、その会議は会社全体として満足のいくものでないことが多いものです。
全くもって意味が分からん(三回目)。
起業に向け一言
俺が起業したら絶対にこんな会議はやらない。
断言する。
絶対にやらない。
(会議できるほどの規模になればですが…笑)