会議とは
関係者が集まって相談をし、物事を決定すること。また、その集まり。
出典:デジタル大辞泉
だそうです。
会社であれば、多かれ少なかれ必ず会議というものが存在すると思いますが、皆さんの会社の会議はどんな感じでしょうか?
私は仕事柄、会議に参加することが結構ありますが、会議が会議として意味を成していないなぁと感じることが少なからずあります。
社長が延々と喋って終わるいわゆる「講演会型会議」。
出席者はただその場にいるだけで決定事項を聞くだけの「報告会型会議」。
中身が乏しいくせに時間ばかりがかかる「形骸型会議」。
なにやってんだ馬鹿野郎!売り上げ足んねーよ!という「恫喝型会議」・・・。
こうなると、参加する気も失せますよねぇ。
ある調査では、「会議の7割以上が無駄と思う、5割以上が無駄と思う」と回答した人の割合は合わせて49.3%。
半数の人が「社内会議の半分以上は無駄だ!」と思っているらしいです。
これも仕事柄思うことですが、会議中に一言も発せずうつむいているだけの人、その人に後で個別に意見を聞いてみるとちゃんと自分なりの考えを持っている人がけっこーいたりします(しかもとても参考になる意見…じゃあ会議中に発言しよーよ!)。
こういった人って、発言するのが恥ずかしいとか、どうせ意見を言っても採用されないし、批判されたりしたら嫌だし。って思ってしまっている人だと思うんですよね。
それはその人の問題でも当然ありますが、会議の進行側にも多いに問題があると思います。
高圧的だったり、人の意見に耳を傾けようとしなかったり。
成績の悪い人を吊るし上げる会議も目にします。
皆の前で吊るし上げてどうなるんでしょうか?
「トラブルや失敗例を共有して他の人が同じことを繰り返さないように」という意図もあるのでしょうが、であれば、それは匿名でもいいでしょう。
むしろ吊るし上げの場よりも、うまくやっている人を表彰するような場にしたほうがいいのではないでしょうか。
「なぜその人はうまくいったのか(優秀なのか)」
「具体的にどういった行動が成果に結びついているのか」
を共有する場であるほうが、上記のような会議よりは業績向上に繋がるはずです。
あと強く思うのは時間の無駄ですかね。
終わりの時間を明確にせずにダラダラダラダラ・・・
これでは集中力が途切れてしまいます。
そもそも会議は付加価値を生み出す時間ではないので、いかに会議の時間を短くするか、効率的かつ効果的に行うかに注力すべきと思います。
時間がかかる要因の多くは、特定の人の話が長い、論点がぶれる、まとめ役がいない、ってことですかね。
会議では、
「課題や目的を明確にする」
「自由に意見が言える環境づくり」
「参考となる社員や事例を共有する」
「漏れなく各人が時間意識を持つ」
ということが極めて大事!
私は、ホリエモンのように「会議の99%が無駄である」とまでは言いません。
が、多くの会議で多くの無駄があることは事実です。
起業に向け一言
社員のため、会社のためにならない会議なんてクソくらえだ!!