事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!
現場を見るのは大事ですよね笑
百聞は一見にしかず。ということで今日は新築現場を視察。
最初の現場はロードヒーティング(敷地内の融雪および凍結防止のため路面温度を上げる配管を入れる作業)最中の現場。
なんでも、去年の大雪で今年はロードヒーティングをする家が増えてるそう。
雪が積もることなく溶けてくれる、ありがたいー。
予算を聞くと少し躊躇しますが…雪かきがしんどくなる年齢になったらすごく助かるんでしょうね。
次の現場は引渡し。
30代中頃の若い夫婦。設計士さんに頼んだとのことでなかなか洗練された家でした。
こちらの家では暖房器具にパネルヒーターを採用してました。
パネルヒーターって学校とかの窓際(窓の下)に設置してあるアレです、アレ。
って言って通じるのは東北だけ?
私は知らなかったんですけど、北海道ではパネルヒーターを知らない人はほとんどいなくて、北海道の一般家庭の暖房器具といったらパネルヒーターらしいです。
暖房先進国のスウェーデンでは100年以上前からパネルヒーターが使われていて、パネルヒーターが主流でエアコンを見かけることはほとんどないんだとか。
パネルヒーターの特徴は
- 部屋も廊下もトイレも家中暖かくする
- 温度ムラがなく24時間暖かい
- エアコンのようにホコリやアレルギー物質を舞い上げない
- 風を出さずに暖められるため乾燥しにくい
- じんわりとした暖かさで、ペットや子どもが直接触っても火傷せず安全
- 音が静か
- デザイン性に優れ景観を壊さない
などなど。
感覚的には日本はまだまだエアコンが主流と思いますが、私が最近見て回ったモデルハウスでも3社がパネルヒーターを採用してました。
そのうちのMホームでは、階段脇にパネルヒーターが設置されていて、確かに部屋のデザインに馴染んでました。
一見して暖房器具には見えず、デザイン上の演出かと思ったほど。
パネルヒーターいいじゃん!すげーじゃん!とは思うのですが・・・
パネルヒーターはエアコンなどと比較して設備工事費が高いらしいです。
家を建てるときには夢が膨らんでどんどん予算が高くなっていく・・・
気がついたら、えっ!?こんなに!?・・・じゃあどこを削ろうか・・・
ってことで、最終的に設備関係が削られることが多く、予算に余裕がないとなかなか設置しない(できない)ことが多いそうです。
ただ、子どもがアレルギーだったり、エアコンの風が苦手な方だったり、飲食店(食べ物が乾燥しない)や病院(菌が舞わない)などではパネルヒーターは凄くいいと思います。
起業に向け一言
マイホームにパネルヒーターを採用できるくらい資金的に余裕を持ちたい!笑