• [公開日]2019/10/17
  • [更新日]2019/10/22

日本は冷たい。とは言い切れない!

避難所がホームレスの受け入れを拒否したというニュース。

それに関連し、以下のような記事がyahooニュースに出ていました。

「人助けランキング、日本は世界最下位」英機関 日本は冷たい国なのか ホームレス受け入れ拒否問題

「ホームレスの受け入れ拒否」は大きな問題であるもののここではさておいて、果たして、日本は冷たい国なのでしょうか?

注目すべきは、調査した3つの観点の中でも、「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」という観点で、日本は125位と世界最下位であることだ。この観点でボトム10の国々は下記の表にある通り。その顔ぶれを見ると、ほとんどが、現在またはかつての共産主義国だ。そんな国々よりも日本はランキングが低く、世界最下位なのである。
この結果をどうみたらいいのか? データが全てとは言えないが、このデータだけに従えば、日本は世界でも最も人助けをしない国ということになりはしないか? 今回の行政のホームレス受け入れ拒否やそれに賛同している人々が少なからずいることを考えると、この結果は日本の冷たさを表しているかのようにも見える。
ちなみに、日本は、「寄付をしたか」では64位、「ボランティアをしたか」では46位だった。つまり、「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」で最下位であることが、総合順位を落としているということになる。

出典:「人助けランキング、日本は世界最下位」英機関 日本は冷たい国なのか ホームレス受け入れ拒否問題

気になった点は、「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」という項目が日本が最下位であるということ。

上記ではこの結果を否定的に(日本の冷たさの表れとして)捉えていますが、私はそうは捉えませんでした。

私が感じたことは

  • 日本ではそのような状況(自分の知らない人が困っているような状況)に遭遇することがそもそも他国より少ないのではないか
  • 「人助けをした」と感じる個々人の基準が他国より高いのではないか

ということです。

見知らぬ人が助けを求めている状況にそもそも遭遇しない

調査結果を公表しているCharities Aid Foundation(CAF)のWebサイトを見てみると、以下の通り書かれています。

The CAF World Giving Index 10th Edition provides a decade’s worth of combined insight into the scope and nature of giving around the world and looks at three aspects of giving behaviour and asks: Have you done any of the following in the past month?
Helped a stranger, or someone you didn’t know who needed help?
・Donated money to a charity?
・Volunteered your time to an organisation?

出典: Charities Aid Foundation(CAF)

あなたは先月に見知らぬ人、あるいは助けを必要としているあなたの知らない人を助けたか?

と聞かれているわけですが、この問いに対する自分の回答は“No”です。

記憶をたどり、このブログを見返してみても、先月に見知らぬ人あるいは助けを必要としている知らない人を助けてはいません。

最後に知らない人の人助けをしたのはいつだろう?

今は仙台にいた頃と違って公共交通機関に乗る機会はほぼ無いし、仕事と家の往復だけなんて日もある。

薄れゆく記憶をたどっていくと・・・、 マックスバリュで前に並ぶおばあちゃんの買い物カゴをレジからサッカー台まで運んだこと…かな?

でもそれは夏頃(7月~8月頃?)だったと思います。

東京などの大都市であれば、通勤や通学途中などは周囲は見知らぬ人だらけですが、だとしても、困っている人に遭遇する機会はどれ程あるものでしょうか?

それだけ日本は治安が良く、公共インフラも充実し、生活環境が安定している、ということなのではないでしょうか?

人助けって、なに?

人助けってなんでしょうか?

上記のレジからサッカー台までカゴを運ぶことは、”人助け”に該当するのでしょうか?

CAFの調査方法がネット調査なのか インタビューなのか定かではありませんが、仮に先月にこれを行っていたとして、「自分は人助けをした!」という認識のもと”Yes”と回答するかは微妙なところです。

同じように、公共交通機関で席を譲ることは人助け?

ベビーカーの車輪が溝に挟まっていたのを持ち上げてあげたことは?

子どもの靴下が脱げて「脱げましたよ!」と声をかけて教えてあげたことは?

クリーニング屋で小銭を落とした人がいて1円を拾って渡してあげたことは?

財布を拾って交番に届けたことは自信を持って人助けって言っていい?

なにをもって人助けとするか、人それぞれ異なると思います。

しかも意図的に思い返せば「あれは人助けだったかなぁ」と思い出すこともありますが、些細なことはいちいち覚えていません。

また、地域によっても異なると思います。

人情に厚い大阪では自然なこと・当たり前なことが、他の地域では凄く温かいこととして捉えられることもあるでしょう。

これが国の違いとなれば尚更です。

日本では人助けと認識されていないようなことが、他国では人助けと認識されている可能性もあるのではないでしょうか。

このことに関しては下記でも語られており、激しく同感です。

日本は世界一冷たい国『ではない』

結論

今の日本を憂いているかどうかで調査結果の捉え方も変わるはず。

起業に向け一言

ビジネスだって、困っている人を助けている!

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