世界的観光名所であるスペイン広場階段(ローマ)で、座ることが禁止になったというニュース。
朝日新聞デジタル「ローマの休日気分に冷や水 スペイン広場、座るのも禁止」
…確かに、自分が行ったときの人の混みようと言ったら凄かったもん笑


スペイン階段とは
映画「ローマの休日」で主演のオードリー・ヘプバーンがジェラートを食べるシーンの舞台となった階段です。
ローマにあるのに、なぜスペイン階段?
スペイン階段は正式名称では無いそうですが、スペイン大使館が近くにあることからその通称が広まったそうです。
・・・意外と単純笑
実は、スペイン階段という名称は通称で、本来の名前は教会と同じくトリニタ・ディ・モンティ階段(Scalinata di Trinita dei Monti)が正式名称です。
出典:たびこふれ「ローマにあるのにスペイン階段?その由来とは。映画のロケ地にもなった名所です。」
(中略)
ところが、「スペイン大使館が近くにある」ことから、スペイン階段の通称が広まったそう。つまり、この階段の建設自体にはスペインは全く繋がりがないにも関わらず、立地条件からこのような通称が生まれたというわけです。
なぜ座ることが禁止に?
ローマでは歴史的建造物の保護の観点から、その近くの広場で飲食することを禁じる条例が2012年から施行されました。
ゆえに、スペイン階段においても「ローマの休日」を真似してジェラートを食べることは既に禁止されていたそうですが、依然として大勢の観光客が階段に腰を掛けごみを散らかすなどしていたために、このたび、飲食だけでなく座ることも禁止になったそうです。
現在は警備スタッフが配置され、観光客が座ると警告のための笛を吹いて人を立ち上がらるんだとか…。
ちなみに、これに違反し悪質な場合(汚す等)には最大400ユーロ(約4万8千円)の罰金だそうです ( ̄◇ ̄;)
一部の行為が全体に波及する
自分の地元の隣のH中学では、修学旅行中に数人の生徒が夢の国でネズミの着ぐるみを剥がそうとし、以降、H中学は夢の国に行くことができなくなりました。
それだけでなく、仙台市内の中学は全て、修学旅行で夢の国に行くことができなくなったと聞いています(今はどうなんでしょう?)
喫煙においてもそう。
一部マナーの悪い喫煙者のせいで、他の喫煙者がさらに肩身の狭い思いをすることがあります。
スペイン階段だってそうでしょう。
汚したりちらかしたりする人なんてごく僅かなはずです。
さて、スペイン階段からはこのまま人がいなくなってしまうのか…

起業に向け一言
一部が足を引っ張ることを肝に銘じよう