本当にファミリーだとするならば、僕は子どもだと思ってます。
子どもが正しいこと、本当に悪いことを謝ろうとしているのを止めるのが、親ではないと思います。
それをやられて不信感が…不信感しかなくなってしまいました。
雨上がり決死隊の宮迫博之氏とロンドンブーツ1号2号の田村亮氏の闇営業問題に端を発した会見のなかで、 田村亮氏が放った言葉です。
これを聞いてなぜかグッときてしまった自分 (TmT)ウゥゥ・・・
子どもがいるから?
イイ歳だから??
自分の場合は、子どもに「正しいことだけをやれ」と言って育てるつもりはありません。
でも・・・正しいことをやろうとしている子ども、悪いことをしたのを反省して謝ろうとしている子どもを止めることは絶対にしません。
親(会社・社長)が保身に走ってしまうと子ども(従業員)の善行を潰してしまうことがあるのかもしれません。
好きな上司・嫌いな上司
リクナビNEXTの調査ではこんな結果が出ています。
好きな上司
好きな上司の1位は「リーダーシップがある」。
この表現は個人的に曖昧であると思います。
リーダーシップと一口に言っても独裁型・父権型・対話型・民主型・放任型(H理論)、教示型・説得型・参加型・委任型(SL理論)と様々で、部下個人やその集団がどの程度の成熟度・どのようなタイプかで求められるリーダシップのタイプは異なるので、「リーダーシップがある」 という表現だけでは、現代の部下たちがどのようなリーダーシップを求めているのかが分かりません。
一方で、2位の「最後にはきっちり責任を取って部下を守ってくれる」は比較的分かりやすい。
守ってもらえる、という意識があるからこそ部下は伸び伸びと自信を持って仕事に取り組むことができるようになるのだと思います。
部下に権限を与えて最終的な責任は上司が取る、ということなのでしょう。
嫌いな上司
では嫌いな上司はというと・・・
1位は「責任から逃れようとする」。
「お前のせいで俺の出世が台無しだ!」
「なにやってんだバカ野郎!お前のやったことだから俺は知らん!」
と、自分のことを第一に考えている上司のもとではやる気は失せますよね。
ファミリーとは言っても・・・
親は、自分の子どもがやったことに責任を持ち守ろうとするはずです。
子どもを応援し、自分よりも子どものことを第一に考えるでしょう。
でも家庭と会社は異なります。
会社にはステークホルダーが多くいます。
子ども(従業員)のことだけを最優先にしていては、非難されてしまうこともあるでしょう。
家庭では子どもの数なんてたかが知れています。
一方で会社は、ましてや大企業ともなれば、子どもの数だって尋常ではありません。
すべての子どもを同じように守ってあげることは極めて困難でしょう。
一人の子どもを犠牲にして、何千人という子どもを守らなければならないような状況もあるでしょう。
育児を放棄して他の家庭で面倒をみてもらうこともあるでしょう。
"会社は家族"という考え方は素晴らしいですが、身を犠牲にして子どもを守る覚悟が無いのであれば、会社はファミリーという言葉を軽々しく使うべきではないと思います。
一方で従業員も、家族同様の扱いを会社に求めることは難しい面があることを理解する必要があると思います。
起業に向け一言
家族のような"チーム"を作りたい