ユネスコ無形文化遺産にナマハゲなど8県の「来訪神」が登録されたってことで、盛り上がってますね。
自分に身近なとこだと、「米川の水かぶり」や「遊佐の小正月行事」ですが・・・どちらも見たことはありません( ̄Д ̄;)
ナマハゲには、今年の夏に秋田に行ったときに絡まれました笑
今回登録が決まった行事
今回、無形文化遺産への登録が決まった行事は以下の通りです。
- 男鹿のナマハゲ/秋田県男鹿市
- 吉浜のスネカ/岩手県大船渡市
- 米川の水かぶり/宮城県登米市
- 遊佐の小正月行事/山形県遊佐町
- 能登のアマメハギ/石川県輪島市・能登町
- 見島のカセドリ/佐賀県佐賀市
- 薩摩硫黄島のメンドン/佐賀県三島村
- 悪石島のボゼ/佐賀県十島村
- 甑島のトシドン/鹿児島県薩摩川内市
- 宮古島のパーントゥ/沖縄県宮古島市
日本の登録数が増えた!ってわけではない
これらの行事が今回登録されるというので、「日本の無形遺産登録数が増える」ということだと自分は思っていたのですが、、そうではないらしい。
今回の登録は、既に無形文化遺産に登録されている「甑島のトシドン/鹿児島県薩摩川内市」の"拡張"として扱われ、日本の登録総数は21件で変わらないそうです。
というのも、上記のなかにある「甑島のトシドン」は2009(平成21)年9月30日に、既にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
「甑島のトシドン」の登録後、それに続けと「男鹿のナマハゲ」の登録を政府は目指したそうですが、
「甑島のトシドンと、男鹿のナマハゲって・・・似てね?なにが違うの?」
「・・・確かに」
ってことで、2011(平成23)年に見送りが決定。
「じゃあ、、別個に登録するんじゃなくて、一体として申請しましょか!」
「いいねそれ!そしたら、他の行事もあるし、まとめて申請しましょか!」
という経緯で(やりとりは私の妄想、念のため)、政府は複数の行事をまとめて一つの遺産とする方法(拡張提案)に切り替え、今回、「甑島のトシドン」以外の9行事(合計10の行事)の登録が決定。
ですが、あくまでも既に登録されている1件に他の行事が追加(拡張)されたという扱いになるので、登録総数は変わらないそうです。
なるほどねー。
肩身の狭い神たち
ニュースで見ると、最近は来訪神たちも肩身が狭いらしいですね。
昔は無礼講でやってたそうですが、最近はセキュリティの観点で勝手に家に上がれないらしく、玄関先で断られてしまうこともあるそう。
仮に入ることができても、家が汚れる、傷つくという理由で、玄関で済まされてしまうことも多いんだとか。
神なのに笑
今回の登録で、神としての威厳は復活するのでしょうか。
起業に向け一言
神だって苦労してるんだから、経営を神頼みにしちゃダメっしょ!