伸び散らかった髪をカットするため美容院へ。
雑誌を手に取ると、サーティワンに関する記事が…。

サーティワンと呼ぶのは日本(と台湾)だけ
サーティワンという呼び名が通じるのは日本(と台湾)のみで、それ以外の国ではバスキン・ロビンスと呼ばれています。
このことを以前にテレビで知ったときはなかなかの衝撃でした。
日本では「サーティワン」との呼称がほぼ一般的であるが、本国のアメリカでは「バスキン・ロビンス」と呼ばれているため、アメリカ人に「サーティワン」といってもほとんど通じず、逆に日本では「バスキン・ロビンス」は通じにくい
出典:Wikipedia
バスキン・ロビンズの由来
バスキン・ロビンズという名称は創業者の二人の名前からきています。
創業者の二人はバート・バスキンとアーヴィン・ロビンス。
バート・バスキンの奥さんはアーヴィン・ロビンスの姉であり、バート・バスキンとアーヴィン・ロビンスは義兄弟の関係です。
もともとロビンス家はアイスクリームショップを経営しており、バート・バスキンは「バートンズアイスクリーム」を1948年に、アーヴィン・ロビンスは1945年に「スノーバードアイスクリーム」をオープン。
後にこれらが一つとなり、「 Baskin-Robbins(バスキン・ロビンズ)」として世界最大のアイスクリームチェーンへと発展していきます。
なぜにサーティワン(31)?
1か月(31日間)毎日違った味と美味しさを楽しんでほしいという思いからきているそうです。
1ヶ月(31日)間、毎日違ったフレーバーのアイスクリームをお客様に楽しんでいただきたいとの願いから、サーティワンアイスクリームと名付けられました。
出典:B-R サーティワン アイスクリーム株式会社
ロゴの真ん中部分には31という数字が隠れています。
出典:B-R サーティワン アイスクリーム株式会社
日本では「サーティワン」でおなじみですが、米国をはじめ海外では2人の創業者の名前である「バスキン・ロビンス」と呼ばれています。ロゴマークには、「Baskin」「Robbins」の文字と頭文字の「BR」が使われ、ピンク色で「31」という数字がデザインされています。
出典:B-R サーティワン アイスクリーム株式会社
実際は32種類
ところが、実際には多くの店舗で31種類ではなく32種類のアイスが置かれています。
これは、ケース1区画に4つのフレーバーが入るため。
確かに31種類だと1つのケースで空きが出ちゃいますもんね。
ゆえに、4の倍数である32種類のアイスが店舗に置かれています。
(面積の小さい店舗では32種類ではなく32以外の4の倍数の種類が置かれるそうです)
32種類の内訳
21種類が通年置くフレーバーで、11種類がシーズンフレーバだそうです。
なぜ日本と台湾だけサーティワン?
日本進出にあたり、1973年、不二家とバスキンロビンス社の合弁会社「B-R サーティワン アイスクリーム株式会社」が設立されました。
その際に、「日本では"バスキン・ロビンズ"ではなく、フレーバーの多さを連想させる"サーティワン"という名称のほうが良い」とのことから世界のなかで日本のみ"サーティワン"として展開していくことになったそうです。
サーティワンは1カ月(31日)毎日違ったアイスが楽しめるというコンセプトで米国で発祥。創業者の名前から「バスキン・ロビンス」ブランドで、世界52カ国で展開している。日本進出にあたり、フレーバーの豊富さをイメージさせる「サーティワン」というネーミングに変更された。これは日本だけである。
出典: zakzak by夕刊フジ
日本上陸の際、この販売戦略の部分が企業名として使われるようになり、日本では「サーティワンアイスクリーム」として親しまれるようになりました。
出典:ロゴマーケット
なお、台湾でもサーティワンと呼ばれるのは、台湾出店にあたり日本の「B-R サーティワン アイスクリーム株式会社」が台湾の民間企業とフランチャイズ契約を結んだことがその理由。
台湾においても「サーティワン」の呼称が使われる理由として、台湾出店時、台湾に進出していた日系スーパー「いなげや」が日本側の技術支援を受けて出店したためで、そのため、日本と同じ看板(日本語入り)が使われていたり、日本、台湾双方のサーティワンサイトにおいて相手国の店舗情報が紹介されている。
出典:コンビニアイスマニア
31日と3月1日は31%OFF!
明日はタイミングよく31日ではないか・・・
久々に行かねば!笑
起業に向け一言
やっぱりストーリーがあったほうがいいよね